クリーン&ナチュラルのそもそもの馴れ初めから話しましょうか。
去年(2019年)の春桜の季節、ナチュラルワインをこよなく愛する者同士ということで、私と一成、恭路さん、聖子さんで楽しく飲みましたね!
4人でナチュラルワインをどんどん空けて(笑)。
で、あらためて「本当に美味しいなあ!」と大盛り上がり(笑)
でね、豊さん。こないだ学生時代のワイン好きな友達から言われたんですよ。
「ヤマダんとこのワイン美味いねー、で、飲みすぎたから翌日キツいだろうなって覚悟してたら、頭スッキリでビックリしたよ!」って。
美味しいなあって思って、それがナチュラルだった!という流れは嬉しいですね。
ナチュラルワインが二日酔いになりにくい話は、ヴィノテーク2月号で梁さんが書いてたんですね。グルタチオン酵素の件。
ウチもナチュラルしか、よう飲みませんよ(笑)
で、その友達に試しに還元臭が強く出てるワイン飲ませたら
「うーん、これはなんか変だな、、、」と。
気がつくんやね。
味は美味しいんやけど、ちょいとおかしな臭いが鼻に付く。
還元という専門知識は無くてもね。
ところで、そういったオフフレーバーやけど、最近はかなり減ってきて、昔のように品質にばらつきがなくなってきましたね。
そう、還元も強い揮発酸も減ったし、徹底してナチュラルだけれど、クリーンというワインが増えた。
うんうん。凄くありがたいことや。
ここんところの生産者の努力と研究は凄いですよね。
昔は、良くない香り満載だった造り手が(笑)、今は凄く美味しくて、しかもキレイになっている。
その裏で何があったかは、
2020年2月23日、C&N京都のお披露目イベントでの大越さんのセミナーが本当に面白かった!
あのセミナーは実に素晴らしかったですよ!
ナチュラルワインとオフフレーバーの位置付けを、明快に描いて説得力バツグン。
たくさんのプロやワインラバーに聞かせたいなあ。
延期したClean And Natural お披露目イベントの東京会場でもやるので、ぜひ、聞きにきて欲しいですね!
ところで、クラシックなワインを飲まれてる方は、未だ昔の印象でナチュラルワインを見てる感じがしませんか?
以前の話なんだけど、とてもナチュラルで、SO2も添加無しのクリーンなイタリアワインを、あるソムリエールさんに飲んでもらったんですよ。彼女は自然派が嫌いって言ってたから。
そうしたら、、、
へえ?そうしたら?
「これは、ナチュラルではありませんっ」
って。
ええ!?なんでや?
「だって、このワインは美味しいですもん」
っと。
(ズコっ・椅子から転げ落ちて)
なんや、それ(笑)
多かれ少なかれ、こういったプロの方たちの誤解を解きたいなと。
ところで、逆にワイルドなナチュラルワインを好きな方は、
クリーンなナチュラルワインの存在をあまりご存じないんやね。
業界は業界で、あの当時は
「素晴らしいワインなのに、多少の還元や揮発があるからといって全てを否定するのはいかがなものか?」という考えもあった。
自然派ワインの業界にはこの論理がありましたねー。
で、ますます、一般ワイン業界人からは、白い目で見られた。あいつら何か変なワインで盛り上がってるぞ、と(笑)
本当はクラシックなワインとワイルドなナチュラルワインの両極があるだけでなく、その間を繋ぐクリーンでナチュラルなワインがいっぱいあるわけで。
で、それをもっと皆さんに体感してもらいたいなあ。
それによってナチュラルワイン全体がもっと身近なものになってほしいな。
料理ととても合わせやすいのもナチュラルワインですしね!
そんな思いからこの『Clean And Natural 』プロジェクトを、立ち上げることになりました。
どちらか一社だけでやっても独りよがりになると考え、ナチュラルワインをこよなく愛す二社で力を合わせてやっていこうと昨年から準備を進めてまいりました。
たくさんの皆さんに、「美味しさアップして、さらにクリーンになったナチュラルワイン」を楽しんでいただきたい!
Diony、BMO全スタッフの願いです!!
お披露目セミナー&パーティーの東京会場は、日程が決まりましたら、発表いたします。
また、様々なイベント、企画を予定しています。
心からお待ちしています!!